【こんな「志望動機」なら、目にとまる!】読む気をソソる「志望動機の骨組み」の作り方
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面接の前にあるのが「書類選考」。
その書類に「学歴」や「職務経歴」を書きますが、「志望動機」の欄もあります。
ありきたりなことを書いても、採用担当者の目には留まりません。
他の志望者と「差別化」しなくてはなりません。
では、どんな内容なら差別化できて、かつ説得力があるのか?
それは、自分が「採用担当者」になったつもりで考えればわかります。
今回は、その大事なポイントをその理由とあわせて一緒に考えて見ましょう。
相手に見せる「順番」がある~志望動機の「骨組み」4つのステップ
1.やりたいこと=ビジョン=目標 を最初に宣言する
就職ありきではなく「自分が何をしたいか?」がまず最初です。
やりたいことであれば、その人は間違いなく仕事を一生懸命やってくれると思います。
これが決まれば、ぶれることがない=自信がつきます。
自分にできるかできないか?なんて心配しなくていいんです。
「できる!」と信じることが大事です。
そうすると不思議なもので結果が後からついてきます。
2.「どうしてそれをやりたいのか?」の裏づけを開示
自分の体験談に結び付けると、説得力があります。
たとえば、海外旅行に行ったときの体験と結びつけると、説得力があります。
「体験に勝る勉強はない」というイギリスの諺(ことわざ)があります。
自分の体験に紐付けるのは、何よりも説得力があります。
3.どうしてそのために「この会社を選んだのか?」を開示
仕事の内容が同じな「同業他社」もあるはずです。
でも、ほかの会社じゃなく、この会社を選んだ理由って何でしょうか?
あなたは答えられますか?
「どうしてウチなのか?」を、とても採用担当者は知りたがります。
その「理由」が「その会社の強み」であれば説得力バツグンです。
4.「入ったらこれをする!」と宣言する
今その会社がやっている事業にプラスして、「こんなことをやりたい!」があると、採用担当は「おっ!」と思います。
実現不可能でもいいのです。
新卒ではなく、すでにキャリアのあるあなたが、「あなたの会社がこんな風によくなりますよ!」と牽引するくらいの勢いで書いてみましょう。
理詰めでOK
あなたが採用担当だったら、どう思いますか?
上記4つのことを開示してくれるようなこんな人なら「採用したい」って思いますよね。
「志望動機」を書く欄は限られています。
とにかく読む気をそそるように、紙に書いて、要約し、声に出してみましょう。
まず結論ありき。
「読もう」という気持ちになってもらうことが超重要です!
そんな文章かどうかをチェックする方法があります。
「声に出して読んでみる」のです。
あくまでも紙でしか見てもらえないからこそ、読んで自分の中で噛み砕くことが大事なのです。
自分の中では当たり前のことも採用担当者には「?」なことがいっぱいあります。
客観視するために、音読はとても有効な「手段」なのです。
書いて読んでいるだけでは気づかない「落ち度」も見つかります。
何回も練り直しているうちに、自分に呪文がかかってきますので、それもメリットです。