【面接対策】グループディスカッションで役割につくと有利って本当?
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集団面接で行われることもある「グループディスカッション」
グループディスカッションが始まる前には、議論がスムーズに進むように簡単に自己紹介をしたり、役割分担をすることもあるでしょう。
役割があるから絶対に有利というわけでもありませんが、面接官の目に止まりやすくなるのは確かです。
立候補がいない場合は進んで引き受けてみましょう。
グループディスカッションの役割
司会
司会は、議論をスムーズに進める能力が求められます。
議論が横道に逸れないよう注意し、あまり発言できていない人に「どう思いますか?」と話を振ったり、他の人たちの意見を上手に引き出しましょう。
司会役は、発言の機会が多くなりますから、うまくまとめることができればリーダーシップやコミュニケーション能力をアピールすることができます。
話を振るだけにならないよう、自分の意見もしっかり述べましょう。
書記
書記は、発言を簡潔にメモする役割です。
自分のためのメモではなく、他の人に見せるメモなので丁寧にわかりやすく書く必要があります。
まとめの段階で、自分の書いたメモが活躍するため、やりがいはありますが、メモすることにいっぱいいっぱいになり、自分の意見を言う機会が減ってしまうのがデメリットです。
タイムキーパー
グループディスカッションは制限時間内に結論を出さなくてはなりません。
タイムキーパーは、おおまかな時間配分をして時間を管理し、残り時間を伝えるとともに、次の何分で何をするべきか誘導するのが役割です。
タイムキーパーがきちんと時間を管理することで、他の人が時間を気にせず自分の役割に集中することができます。
発表者
グループでまとまった結論を最後に発表する役割です。
司会や書記が兼任する場合も多いです。
結論→その結論に至った理由→具体的な根拠・仮説→結論 といった流れで発表するのがコツ。
「発表」という形で発言できるので、ディスカッションでいつも発言ができないという人、まとめるのが得意な人にオススメです。
最後にみんなの前で発表するので、面接官の印象に残りやすいといえます。
グループディスカッションのための事前準備もしておこう
グループディスカッションは、「グループになったメンバー次第」「出題されたテーマ次第」とよくいわれます。
個別面接と違って、なかなか対策しづらいのが難点。
出題されるテーマの傾向としては、「企業や業界に関すること」が多いようです。
事前に、企業研究・業界研究もしっかりしておきましょう。