中途採用面接で必ず聞かれる基本的な質問はコレ!
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転職、中途採用の面接では、即戦力として働く意欲、前向きな姿勢をアピールする必要があります。
しかし、いくら素晴らしい回答をしても話し方、態度、表情で台無しになってしまうこともあります。
姿勢を正し、相手の目を見て、ハッキリした声でゆっくり話すよう心がけましょう。
ダラダラ話すのではなくわかりやすく簡潔に話すことが大切です。
今回は、必ず聞かれる基本的な質問と回答のコツをお伝えします。
採用面接で必ず聞かれる質問
自己紹介
まず氏名を名乗り、これまでの職務経験を簡潔に述べます。
1分程度にまとめましょう。
職務経歴
これまで経験してきた仕事を、全て話す必要はありません。
その会社で生かせると思われる経験を中心に、具体的なエピソードや実績を数字を交えて話すと好印象です。
退職理由
実際に退職した理由が、人間関係や待遇の不満であっても、「○○が嫌だから退職しました」と回答したり、まして前の会社の愚痴を言うのはNG!
人間関係は協調性のなさ、待遇の不満はまたすぐに辞めてしまうのではないかと判断されてしまいます。
自分の目標を実現するため、自分の成長のため、キャリアアップのためなど、前向きな理由を伝えましょう。
志望理由
事前に、会社のホームページやパンフレットなどで情報収集をしておくことが大切です。
入社後に自分がしたいこと、戦力になれること、他の会社ではなくこの会社でなければならない理由をアピールしましょう。
私にはこういうキャリアプランがあり御社ならそれを実現できるというように、具体的に話すのがコツです。
(例)御社の○○の事業において、私の○○の経験を生かして貢献していきたい
「営業で貢献したい」「学ばせてもらいたい」「経験が生かせる」「成長できると思った」「経営理念に共感した」「事業内容に興味がある」「待遇が良い」「通いやすい」「地元企業で働きたい」という理由は、あまりよい印象ではありません。
この志望理由では、「他の会社でもいいのでは?」と思われますし、仕事への意欲も感じないからです。
長所・短所(自分の強み・弱み)
長所、短所を1つずつ挙げると良いでしょう。
長所が前職でどのように役にたったのか具体的な例を付け加えるといいですよ。
短所は誰にでもあるもの。
「短所はありません」という回答は自分に甘い、自己分析ができていないと言っているようなものです。
短所を挙げつつ、少しでも改善できるよう努力をしていることを伝えましょう。
質問はありませんか?
面接の最後には、必ず聞かれますよね。
「特にありません」という回答でも問題はありませんが、ここで質問が出来ると仕事へやる気をアピールできます。
しかし、ホームページで確認できるような基本的なことや、待遇についての質問、ノルマが達成できなかったらどうなりますか?未経験でも大丈夫ですか?というような自信のない質問は逆効果です。
(例)業務に関する質問。配属先についての質問。入社までに勉強しておくべきことがあるかなど。
面接は自分の言葉で、回答は結論から
面接前に、いろんな質問に備えて準備をすると思いますが、ポイントは結論を先に述べてから理由を話すことです。
違う業種に転職しようとしている場合は、しっかりと予習をしたとしても業界用語などわからない質問をされることもあるかと思います。
知ったかぶりや適当な返答をするとボロがでたり辻褄が合わなくなることもあります。
不勉強で申し訳ないということ、今後勉強するということを正直に言いましょう。
嘘がつけない、正直な人柄は伝わると思いますよ。
どれだけ素晴らしい経歴を持ち、文句なしの回答をしても不採用になったり、逆に失敗したなと思った面接で採用されることもあります。
予想外の質問をされたり、緊張からミスをしてしまい焦ることもあると思いますが、もうダメだと投げやりにならずに最後まで落ち着いて面接官の目を見て話すよう心がけてくださいね。