「もう雇われはコリゴリ・・開業するぞ!」個人事業主ってどうやったらなれるの?
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「今の仕事でなく、転職したい!」
確かに「転職」=「新たに雇われる」という方法もあります。
でも、それなりのキャリアと経験を身につけたあなたなら別の方法もあります。
「独立開業」という収入の得方もあります。
雇われるだけが能じゃない。
あれこれ指示されずに自分の戦略で仕事をしたい!
自分で働いた分は、自分で全部利益にしたい!
中間で搾取されてたまるものか!
「フリーランスって確かにいるけど、でもどうやってなればいいの?」
こうやってなればいいのです!
そもそも個人事業主って?
会社(株式会社などの「法人」)ではなく、個人的に商売をやっている「個人」を指します。
よく言う自営業とかフリーランスのことです。
個人とは言っても「一人親方」つまり、自分ひとりが働いて自分だけしか報酬がもらえない、というシステムじゃなくてもいいんです。
人を雇ったり、家族に家族等に支払ったりすることもできます。
個人事業主(フリーランス)の「なり方」
結構な数の書類の提出数ですが、以下の4つの書類を提出すれば、個人事業主の出来上がりです!
1.開業届を出す
「個人事業の開業届出」を税務署に提出します。
下記サイトでダウンロードできます。
説明しているサイトはこちら↓
個人事業の開業届出・廃業届出等手続
2.青色申告承認申請書を出す
開業届けを出して2ヶ月以内でないとダメです。
説明しているサイトはこちら↓
所得税の青色申告承認申請手続
ファイルは下記URLよりダウンロードできます。
個人事業の開業・廃業等届出書(PDF)
3.青色事業専従者給与に関する届出書
家族に給料を支払う場合は、この届出が必要になります。
説明しているサイトはこちら↓
青色事業専従者給与に関する変更届出手続
4.個人事業開始申告書
税務署に提出します。
説明しているサイトはこちら↓
個人事業開始申告書
思ったより簡単
法人と違い、個人事業主としての開業は書類の提出だけなので思っているより簡単です。
「こんなケースはどうなのか?」
ネットで調べていても埒があかないときってありますよね?
わからないことがあったら税務署にどんどん電話して聞きましょう。
せっかく税金納めているんですから利用しないテはないです。
どういう線引きが、個人事業主なの?
もちろん、ちゃんと商売がやる気があるのかどうなのか?
商売という体(てい)をなしているのかどうか?
が問われます。
なので、記入様式を見るとわかりますが「屋号」を記入する欄があります。
小さいながらも「自分の会社」という意識、これから商売するぞ!という意思・熱意が見えなくてはいけません。
個人事業主にならなくても「雑所得」ですむ場合もあります。
20万円以下の所得は、「雑所得」です。
確定申告は必要ありません。
なので、少しネットでライティングの仕事をしたからといって即個人事業主というわけではありませんし、申告しなくてはならないということはありません。
儲かってきたら、税制上いろいろメリットのある「法人」にすることを考えましょう。