40代転職はホテル清掃職員の「マネージャー」ぐらいがちょうどいい?その訳は?
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ホテル清掃職員になり1年半が経過。正職員へ
4社目の転職先のことです。
ホテル清掃職員として入社して約1年半が経ちました。
もともと契約社員として採用されていたのですが、このとき異動の命令があり、それに従うとともに、私の正社員採用が決定しました。
この人事は後から考えるとちょっと変なところがありました。
4社目にしてやったと1年以上継続して仕事ができ、正社員採用となったことに、私は有頂天でした。
アルバイトはお客様のように扱え
今思えば、私のマネジメント能力の限界だったのかもしれません。
異動先のホテルで、私はすぐにスタッフから総スカンをくらってしまいました。
これはひとえに私の責任者としての不注意で、そんなことをされても仕方がないことでした。
それは、「終電に乗るので、残りの作業はパートさんお願いね」という一言です。
ただ、このやり方は前回のホテルで実際にやっていたので、当然のことと感じていたのです。
しかしどうやら、この現場ではそのやり方は許されなかったようでした。
当然、正社員のくせに現場をほったらかしにした私に落ち度があります。
このことが、ずっとパートさんたちの切り札となり、私が退職するまで、私の揚げ足を取られるようになってしまったのです。
この件で、私は改めて人をマネジメントする難しさを痛感させられました。
同じホテル系列といっても、前回の職場の常識とはまた異なる常識がある世界だったのです。
結局私は、正社員がパートにこき使われるという関係に我慢できず、それから2ヶ月後に退職を決めました。
上司に助けを求めるも、私も悪いことをしているだけに、全く取り合ってもらえませんでした。
この会社に対する忠誠心や情熱はいつの間にかなくなっていたのです。
私の何が良くなかったのか?
仕事は順調にすすんでいるはずでした。
しかし、人や環境との相性というものは本当にあるんだなと思い知らされました。
あのまま我慢してやり続けて、体を壊したり鬱になってしまっては仕方ありません。
退職したのは正解だったと思っています。
働いている最中は考える余裕もありませんでしたが、今振り返ってみると、明らかにブラック企業でした。
従業員に有無を言わさず働かせ、長時間労働も当たり前。
ブラック企業は、従業員が本当に体が壊れようが痛もうが関係なしというのがよく分かりました。
従業員とぎくしゃくしてしまったのも、ブラック企業だったからこそ。
私の良くない一言が、私を退職に追い込むまでも広まってしまったのかもしれませんね。