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不審者に間違えられた?!冠婚葬祭事業会社の飛び込み営業が「辛い理由」

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[更新日]2016/11/14

自分の力量を見極めた転職したはずなのに?

前職を退職した後、私はすぐに転職活動を開始しました。

当時は、転職サイトなどの便利なものはありませんでした。

履歴書と職務経歴書をひたすら書いて、目ぼしい志望先企業に片っ端から送る作業の繰り返しです。

履歴書を送り続けて間もなく、応募した会社から連絡が来ました。

その会社は、冠婚葬祭用の会館を所有し、積立制で会員を募り、結婚式やお葬式を執り行う事業をしている会社でした。

応募した理由は、仕事内容的には前職の接客業務と変わりはないと思っていたからでした。

給料は、手取りで22~23万円くらい。

高給にこだわりすぎたて痛い目をみた経験があったため、慎重に考えた結果です。

能力的にも、条件的にも、問題がなさそうに見えたこの転職活動。

ではなぜ、私は2週間で辞めることになったのでしょうか。

「飛び込み営業」という落とし穴

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そういえば、面接のときに、「正規の配属前に研修という名目で3ヶ月間、会員集めを行っていただきます」と言われていました。

「この仕事ならていねいな接客ができる自分に向いてそうだ」と思っていました。

それに早く転職先を決めて、親や家族を安心させたいという気持ちがありましたから、私は条件をあまり気にせずに受け入れていました。

飛び込み営業は、前職でも数日経験したことがありました。

決して向いてはいないと思いながらも、3ヶ月間辛抱すれば済む話だと軽く考えていました。

しかし、この考えが甘かったのです。

私には飛び込み営業という職種が合っていないということを、嫌というほど自覚するはめになりました。

飛び込み営業の難しさとは?

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心臓に毛が生えたタイプの人ならば、この仕事は天職と言えるのかもしれません。

逆に、私のように臆病で奥手なタイプにとっては、これほど不向きな仕事もありません。

店舗営業は、基本的に意思をもって来店されたお客様とは親しく話すことができます。

しかし飛び込み営業は違います。

全く見知らぬ家のドアを叩き、そこにはアポの約束もありません。

尋ねられる人からすれば、これほど迷惑な来訪者はないでしょう。

本屋に行くと、飛び込み営業こそ営業の極意である、と書かれた本が棚に並んでいます。

たしかにそうだと思います。

買う気のない人に物を売ることができるのは、ほんの一握りの巧みな営業マンの成せるわざです。

この会社では、ダントツの売り上げをあげているのは、小柄でいつも笑顔の女性でした。

成功の秘訣はどんなことにも動じないメンタルと、この「笑顔」です。

この時ほど、女性の笑顔を強力な武器だと思ったことはありませんでした。

この人だって、決して契約の確率が高いわけではないのです。

何軒も玄関先で断られ、それでも、めげることなく笑顔で訪問し続けるから、トップ営業ウーマンだったのです。

そのことを知った時に、ああ、自分には到底無理だと悟りました。

私は40歳の強面で、 臆病者。

不審者と間違われて営業先の人に問いつめられたときには、すっかり心が折れてしまいました。

図体だけデカくて、まったく情けない話です。

飛び込み営業で一生働くには難しい

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営業職を長年勤めあげられた方にとっては、飛び込み営業も、こうした冠婚葬祭事業会社も、そこまで抵抗はない世界だと思います。

転職するのも、決して難しい業界ではありません。

しかし、飛び込み営業のスペシャリストで、10年、20年とやり続けてる人を見たことがないのもまた事実。

やはりみんな、どこかで辞めていくのではないでしょうか。

どんな仕事でも、その人の特性との相性があります。

いくら意気込みがあったとしても、ふたを開けてみれば自分にはまるで合わなかった、なんてことに、くれぐれもご注意ください。