【体験談】想定外の質問の答え方って、どうしたらいいの?
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私の転職の理由は、キャリアアップです。
転職は、どうしてもネガティブなイメージが付きまといますが、
必ずしも後ろ向きの理由で始まることは限りません。
前職について
エステサロンで使う化粧品を納入する仕事でした。
もちろん、営業先にはきれいなお姉さま方が多くいて、目の保養にはなりました。
でも、お姉さま方へのこちらからのアプローチは絶対にだめといわれていたので、本当に見ているだけでした。
そのままその会社を続けて、キャリアアップをしていくという道もありました。
でも、ほかの業界も見てみたい、自分の価値観や視野をもっと広げてみたいという思いが日に日に強くなり、転職活動を始めました。
まずはリクナビNEXTに登録
5社ほど受けました。
そのうちなんと3社が書類選考で通ったんです。
どうしても「書類選考」と言うと「落とされてしまう」と思いがちですが、かならずしもそうではありません。
「思い込み」というのは、実に恐ろしいものです。
どうせ同じ思い込みをするなら、「大丈夫」という「思い込み」のほうがいいと思います。
「何が何でもその3社のどこかにに入ろう」
覚悟を決めました。
実際の面談
面談の前は緊張をほぐすために、現地に30分前には着いていました。
時間がギリギリだと、気持ちの余裕がなくなります。
ある飲み物メーカーの面談の際、一通りの内容(志望動機、自己PR等)が終わり、最後に聞かれたのがこういうことでした。
「このお酒を閉店間際のスーパーで売るには、あなたならどうしますか?」
という質問でした。
もちろんそんな質問、想定しているわけではないので、相当慌てました。
が、気を取り直してお惣菜のコーナーに
ちょっと一杯いかがですか?
というポップを書いて並べます、と答えました。
この答えが功を奏したようで、この会社に受かることができました。
想定外の質問をされることはあります。
想定外なので、その答えを用意することはできません。
でも、その質問を出す目的は、「正解」を出すことではありません。
「とっさの判断ができるかどうか?」を見ているんです。
「うまく切り替えられるか?」その対応能力をみているんです。
晴れて飲料メーカーへ
普段自分が飲んでいるメーカーであるというところも、ポイントが高かったのです。
さらに、営業は直行直帰でOKという先進的なスタイルであるところにも惹かれました。
いろいろ今までと違う常識で働けており、とても楽しんでおります。
面接官も「人の子」です
どうしても緊張しがちですが、面接官も「人の子」です。
話していて楽しい人と仕事をしたいでしょうし、やる気のある人に仕事をしてほしいと思います。
そこが伝わればいいのです。
なので、必要以上に自分を高く見せようとする必要はありません。
必要以上の背伸びは、結局入れたとしても、仕事を進めるに当たり自分が苦しい思いをします。
今現在のスキルが足りないとしても、成長していくんだという熱意を相手にわかってもらうことが大事です。