【外食チェーン店の闇】外食チェーンのリアル退職談
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年下の店長に嫌味を言われる
外食チェーンに転職を考えていらっしゃる方は多いかもしれません。
参考までに私の体験談を紹介します。
その大手外食チェーン会社で、私は新人研修から3ヶ月後、副店長としてとある店舗に配属されました。
店長は私よりも年下で、あまり社交的ではないタイプの人でした。
40歳の私にとって、年上の上司というのはほとんどありえません。
あまり気にせず、日々仕事に全力を注いでいました。
配属された店舗では、私と店長の2人が正社員で、残りのスタッフは全てパートかアルバイトです。
店長はことあるたびに私に嫌味を言ってきましたが、一刻も早く昇進したい私は、気ににせずひたすら仕事に打ち込んでいました。
容疑者として本部へ
店長の上の役職に、エリアマネージャーという5、6店舗をまとめて管理する方がいました。
しかしなんと、このエリアマネージャーはお店の売上金を着服していたのです。
全国的にもよく知られた会社でしたから、大変な不祥事でした。
当初は、自分の会社内の出来事とはいえ、私には無関係の話かと思っていたのですが、なんと、私と一緒に働いていた店長、そして私も容疑者として本部に呼び出されてしまったのです。
本部は私を共犯者としての疑っていたようでした。
当然ですが、この件で、この会社に対する信頼感や愛社精神がゼロになってしまいました。
日々の売り上げを作るため愚直に働いていたにも関わらず、ねぎらいの言葉もなく、いきなりの犯人扱いをされては、そのような会社に留まっていたくはありません。
外食チェーンに転職するなら若いうちに
結局この会社は事故に巻き込まれたような思いで、1年半で退職することになりました。
この事件以前に大きな不満はありませんでしたが、気になった点がいくつかありました。
まず、会社の中に50代以上の方が在職している気配がありませんでした。
全くできないわけではありませんが、やはりスピードが問われる外食業界は若い方のほうが向いています。
中高年者が定着できる業界ではないようです。
それから給与。
店長になると給与は上がりますが、それ以降はなかなか上がりません。
さらに上のエリアマネージャーなどのポストを目指さなくてはいけないようでした。
この業界を目指すのなら、会社や立場の年齢構成を面接でしっかり確認することが大事だと思います。
若い頃からアルバイトなどで飲食店になじみがあるような方には、比較的仕事も覚えやすくて、良いのかもしれませんね。