【誰も教えてくれない「40代」の転職必勝法】面接突破のテクニックとは?
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ストレートな質問に対して
何度経験しても、できれば避けたいのが「面接」です。
絶対にこちらの予想通りの展開になることがないため、緊張してしまいます。
どこの会社も面接の主導権を受験者に握られるわけにはいきません。
一つや二つは面接者を焦らせる質問が飛んでくることがほとんどです。
一方で、攻略しやすい回答もあります。
それが、どんな会社でも面接で絶対に外せない質問
「なぜ我が社に入りたいと思いましたか?」
です。
この質問には答えるには、あなたの志望理由、過去の経歴、今までの実績やキャリア、入ってからやりたいことなどが網羅されている必要があるのです。
面接担当者は、あなたがどこまで本気でこの会社に入りたがっているかを測るのです。
「あなたの自慢話をすべき時ではない」ということを肝に銘じましょう。
そしてたいていの場合、この質問は面接への導入部分です。
スマートに、爽やかに返答したいところです。
入社理由は、人によって様々な理由が考えられます。
・前職での勤務の体力面での問題
・プロを目指したいから、などなど。
志望する会社に訴えかけれる内容であれば何でも構いません。
あなたの人柄が伝わる言葉を選びましょう。
「社会的貢献度」だとか「業界のリーディングカンパニー」といった、いかにもマニュアルな言葉を出すのはやめた方がいいでしょう。
どこかの本やサイトに載っていそうな文言やトークでは、本当の気持ちが伝わりません。
それと、他力本願のように聞こえる志望理由もいけません。
「業界におけるシェア50%という数字に魅力を感じました」なんて理由では、安定した企業に入りたいだけのように聞こえます。
どうせ言うなら「私の力を使ってシェア40%をあと10%増やしたいから」のほうが、会社側もあなたの言葉に魅力を感じるでしょう。
志望動機を伝えるには、どれくらい自分に価値があるかを相手に分からせる工夫が必要なのです。
「質問はありませんか?」に対する回答は
面接の時間内に必ずあなたからの質問を受け付けることはありません。
導入部分に当たる志望理由でこけてしまったら、そこで面接は終了しているのです。
質問タイムは、あなたの志望理由に好感が持て、非常に有能な人物だと思われたときに初めて与えられるのです。
せっかく掴んだ面接のチャンスです。
何が何でも用意した質問を伝えられるように臨みましょう。
用意すべき質問は、自分の志望理由にリンクした内容を聞くことが、オーソドックスでしょう。
質問タイムにしか聞けない事を聞く
それはズバリ、給料や賞与のことです。
失礼な質問だと考えていらっしゃる方もいるかもしれません。
しかし、面接官にすれば、本気でこの会社で働くことを検討してくれていると受け取ることもできるのです。
可能であれば、前職の給与水準を伝えたり、現在の家計に必要な金額も伝えましょう。
家のローンの支払いが毎月いくら、子供の教育費で毎月いくらなど。
自分が生活していく上で妥協できない最低水準はアピールしておいていいと思います。
会社の方もそこまで自分のところを信用して言ってくれてるのなら、真剣にここで頑張ろうとしているのだな、と思ってくれます。
自分の能力と忠誠心を正しく伝える
40代の人が面接で強く伝えることができるのは、自分の生産能力とこれから定年まで働かせてもらう会社への忠義心です。
この需要と供給が一致したところがあなたの新しい転職先です。
嘘は、面接ではすぐにバレます。
アピールが足りなければ、それがあなたの熱意だと受け取ります。
特別、難しい交渉ではありません。
あまり気難しく考えないで「裸の自分」を熱く語り、実行することを心がけましょう。