転職求人検索 > 転職のコツ > 「退職願」「退職届」「辞表」の違いってわかる?受け取ってもらえなかったらどうする?

「退職願」「退職届」「辞表」の違いってわかる?受け取ってもらえなかったらどうする?

この記事は約 3 分で読めます
[掲載日]2016/12/12

会社を辞めようと決意したら、まず頭に浮かぶのが退職届・退職願・辞表を提出しなくちゃ・・・ということだと思います。

どれも意味は同じじゃないか、どれを提出してもかわりはないのでは?と思いがちですが、実は大きな違いがあるので、要注意です。

退職願・退職届・辞表の違いとは?

退職願

退職願とは、「退職させて欲しい」と退職を願い出る書類のことです。

あくまで退職したいという「お願い」なので、提出した後も企業側が受理・承諾するまでは、撤回することができます。

いくら撤回できるからと言っても、覚悟もなく安易な理由で提出するのは避けましょう。

退職願を結果的に撤回できたとしても、気まずく仕事がしづらい雰囲気になったり、昇進などに影響する可能性もありますし、本気で辞めたいとなった時に、言い出しにくくなります。

退職届

「退職します、辞めます」と、何を言われても退職の意思は変わらないことを宣言する、退職を届け出る書類のことです。

退職願と違い、提出後に撤回することはできません。

最初から退職届を提出することは少なく、事前に上司と退職交渉をしていて既に退職が認められている場合に提出するよう求められることが多いようです。

辞表

辞表は、経営者、役員クラス、公務員が「役職を辞退します」という意思の表明をするとき出す書面のことです。

雇われている公務員ではない人が、辞表を書く機会はないでしょう。

一般的には「退職願」を提出するケースが多い

一般的な会社員の場合は、「退職願」か「退職届」のどちらか一方を提出すればOKなのですが、突然「辞めます!」と宣言する退職届けはトラブルの元。

「辞めさせてください。よろしくお願いします」という退職願を提出した上で退職交渉を進める方が、波風を立てず円満に退社することができるからです。

しかし中には、退職願を受け取ってもらえない、引き止められて退職させてもらえない、退職は認めてもらえたが、有給休暇を使わせてくれない、退職金をもらえないといったトラブルが起きることもあるようです。

引き止められる可能性が高い場合、辞める意志は変わらない場合、円満退社でなくても良いのであれば、最初から撤回できず、退職日を指定できる「退職届」を提出するという手もあります。

退職届も受け取ってもらえないという時は、最終手段として、郵便局から内容証明郵便で退職届を送り、退職届に記載した退職日以降は出社しないという方法もあります。

また、会社の就業規則を確認した上で、労働基準監督署に相談するという手もあります。

労働基準監督署とは、労働基準法を守れていない企業を監視・指導する厚生労働省の機関です。

労働基準監督署が直接動いてくれることはありませんが、問題点を指摘してくれたり、アドバイスをしてくれます。

退職願を提出しなくてもよいケースも

パート・アルバイトを辞める時は、基本的に口頭でOK。
会社側から提出を求められた場合に提出しましょう。

契約・派遣社員で、契約期間が満了になり退職する場合も必要ありません。
契約期間の途中で辞める場合は、退職願を提出しましょう。

会社の都合や解雇の場合も、必要ありません。
会社側から解雇通知書・解雇理由証明書を受け取りましょう。

退職願はいつ提出したらいい?

退職願は、退職を希望する1~2ヶ月前に提出するのが望ましいです。

なぜなら、引き継ぎ期間、有給休暇の消化が必要だからです。

そして退職願は、直属の上司に手渡しがルールです。

業務終了後で上司が忙しくない時間帯に、「お話があるのですが、お時間をいただけないでしょうか」と切り出すのがベスト。

「辞めたい理由」「辞めた後どうするのか」は、必ず聞かれますから、ハッキリと意思表示できるよう整理しておきましょう。

会社の不満を並べるのではなく、個人的な理由(経済的、家族、健康面)や、今の会社では出来ないこと、キャリアアップのためといった理由が納得されやすいようです。

一番緊張するシーンですが、勇気を出して転職への第1歩を踏み出してくださいね。